ネガティブな感情をエネルギーに変える
ネガティブな感情は、うまく使うと強力なモチベーションになるようだ。
青色LEDを発明してノーベル物理学賞を受賞した中村博士は、次のように語っている。
--モチベーション(動機づけ)を高める方法は
「怒りだ。それがすべてのモチベーションを生み出すと思っている」
僕もポジティブな感情をもとにから何かを達成してきた、というよりも、
ネガティブな感情から何かを達成してきたことの方が多いように思う。
- 近くに住んでいた友人が羨ましく、塾やスイミングスクール、空手を習い始めた。
- スポーツでいい結果を残せず、勉強で頑張った。
- コミュニケーションへの苦手意識があり、コミュニケーションが重要な仕事に就いた。
ネガティブな感情を押し殺すのではなく、如何に良いエネルギーに転換するのか、ということが重要。
そのためには、まずは自分が持っているネガティブな感情に正直に向き合うべきだろう。
先日、会社に新部署が出来た。
- 今、世の中で起こっている大きな変革、「100年に一度」ともいわれる大きな変革に対して、これから何をしていくべきか考える特別チーム。
- IT技術、それもブロックチェーンやAIなどの最新技術を、どのように生かしていくか戦略を考えるチーム。
実際に機能しているかどうかは別として、ミッションだけみればとても面白そうだ。
これこそまさに自分がやりたかったようなことだと思った。
一方自分がやっていることといえば・・・日々やっている仕事はもちろん重要だが、やりたかった仕事だろうか。将来につながっているのだろうか。
もちろん今基礎をしっかりと作っておけば、自分のやりたい仕事、未来を作る仕事をする時に強力な武器になるだろう。でも、本当にそんな仕事ができるのだろうか?場所と立場を変えて同じ仕事が繰り返されるだけなのではないか?
当然だが、会社は自分がやりたい仕事をやらせてくれる保証などない。だからこそ理想は追い求め続けなければならない。
常に最新技術に関するアップデートを欠かさずに、理想の仕事を追い求めていこう。